2017年7月20日木曜日

介護予防サポーター養成講座の講師として (1)
 理事長 小山紀彦

茨木市社会福祉協議会の福永さんから、「シニアいきいき活動ポイント事業登録者研修会」の一環として、
① 登録者は増えているが、実際に高齢者施設等での活動に結び付いていない。
② 施設からボランティア派遣の要請が来ても対応できる人材がいない。
という課題を解決するために協力してほしいという依頼が来た。
内容を聞くと、地域や施設に出向き、気軽に介護予防や認知症予防の支援活動ができるサポーターを養成する事ですと云う返事があった。
個人的には、ボランティアでグループホームを訪問するようになり丸4年が経過、又、市民活動事業で認知症予防講座等経験してきたが、サポーターの養成となると自己流でやっている自分で大丈夫か自問自答してみた。結果は、与えられたチャンス何でもチャレンジしてみようと思い引き受けることにした。
事前準備として、5年前上田さんの指導で進めていた介護予防インストラクター養成講座の資料、スリーAゲーム、ADL運動資料等に目を通し曲りなりに養成講座の資料を作り上げた。改めて見直してみると、
① 高齢者施設訪問に際しては、スリーA ゲームの中の「優しさをを絶えずシャワーのように降り注ぐ」という行為が大切であること。
② 第1次予防として元気な高齢者づくりに貢献する役割はボランティアであるという認識の重要性を受講生に伝える事。
が大きな目的だと認識した。
6月22日、事前の説明会には約80名の参加者がいたが、第1回目の29日、受講生は16名、全員の顔と名前がなんとか一致する人数でスタート。男性4名、女性12名、年齢構成は50歳から80歳の女性まで幅広く全員が元気で、養成講座に参加した動機等確認したが、自分が元気になりたい。そして社会貢献出来ればもっといいという気持ちです。という回答を得て講師の責任の重さを痛感する。
今回、講師を引き受けた後、私の師である上田さんにはアイスブレイクの大切さ等色々と助言、サポートをして頂き感謝している。
第3回目の7月13日は、翌日に施設訪問を控え施設ごとにグループに分かれアイスブレイク、各自の役割分担の確認、1つは自信を持ってできるものを身につける事、そして最初の訪問と言う事で、施設側もそんなに期待してないから気持ちを気楽にして臨みましょうと話して講座を修了。私もそうだったが、最初の施設訪問は緊張はするし不安だらけで、持ち時間30分の内15分で終わったという状態だった。

 次回は、最初の高齢者施設訪問の奮闘記をお伝えします。

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